ベクトルの足算
ベクトルの足算は、 x成分同士、 y成分同士で足算をします。
\(\dot{A}=(a,b)\)、\(\dot{B}=(c,d)\) としたとき、
\(\dot{A}+\dot{B}=(a,b)+(c,d)=(a+c,b+d)\)

例:(4, 5)+(2, 3)=(6, 8)
座標平面で表すと、平行四辺形の対角線として図のようになります。
ベクトルの引算
ベクトルの引算は、 x成分同士、 y成分同士で引算をします。
ベクトル図では、マイナスのベクトルは、同じ大きさで180°逆向きとしたベクトルを足算することと同じです。
\(\dot{A}=(a,b)\)、\(\dot{B}=(c,d)\) としたとき、
\(\dot{A}-\dot{B}=(a,b)-(c,d)=(a-c,b-d)\)

例: (4,5)-(2,3)=(2,2)
ベクトルの掛算(内積)
内積とは、2つのベクトルA、Bが、「どれだけ揃っているか」を表す掛算です。
ベクトルBをAの向きに落とした影(正射影)の長さは、|B|cosθです。
内積A・Bは、「 |A|・(BのAへの正射影の長さ) 」で求められるので、式になおすと、
内積 \(A・B=|A|・|B|cosθ\) です。

内積の結果について
内積は、向きを揃えて掛け算をすることから、方向に関する情報が無くなるため、内積の結果は「スカラー」になります。
内積の表記について
ベクトルを考える際、 A・Bは、内積を表します。
ただの掛け算ではないので注意が必要です。
ベクトルの掛け算(外積)
外積(がいせき)とは、 2つのベクトルA・Bが作る面と垂直に、新しいベクトルを作る掛算です。
新しいベクトルについて
大きさ:2つのベクトルが作る面積の大きさと同じです。
向 き:右ねじの法則の向きに現れます。
外積の表記について
ベクトルを考える際、|A×B|は、外積を表します。
ただの掛け算ではないので注意が必要です。


\(A=(a_1,a_2)\)、\(B=(b_1,b_2)\) のときの外積の大きさ\( |A×B| \)は、
\(|A×B|=|a_1b_2-a_2b_1|=|A||B|sinθ\)
※直角(90°)のとき最大、平行(0°)のとき0になります。




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